メリット・デメリットを知って外注が必要か判断/記事制作・ライティングの外注Q&A(2)

株式会社AMU コラム編集室です。私たちは企業ブログやコラムの執筆代行や企画・戦略を練るお手伝いをしている会社です。今回のテーマは、SEOライティング・Webライティングの外注です。

「そもそもライティングの外注って必要?」「外注って実際どうなの?」そんな疑問を持つ人に向けて、ライティングを外注するメリット・デメリットを整理します。

みなさんの疑問には、あむ先生が答えてくれます。ではさっそくスタートしましょう!

記事制作・ライティングの外注Q&A(2)

メリット・デメリットを知って外注が必要か判断【教えて!SEOライティング】



記事制作・ライティングの外注Q&A(2)

メリット・デメリットを知って
外注が必要か判断【教えて!SEOライティング】

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企業ブログ・コラムは社内で書けないの? 内製の難しさ

文章を書く作業は、日本語を話せるなら誰でもできると思われがちですが、いざ書いてみると、趣味のブログでさえ、時間がかかります。ビジネスの分野で、誰にでも伝わりやすい文章をスラスラと書くのは、世間一般で思われている以上にハードルが高いのです。

あむ先生

検索結果での上位表示を目指し、SEO効果を意識すると、キーワードにもよりますが、最低でも3,000字、長ければ10,000字以上の文字数で執筆する必要があります。これだけの長さの記事作成となれば、簡単にはいきません。
さらに企業・サービスの名前を掲げて出すものですから、それなりのチェックは必要です。

SEOライティングは片手間にできる作業ではありません。

社内のスタッフだけでもチャレンジできますが、結果がともなうかは別問題です。

あむ先生

社内の人間だけで取り組む場合、自社のサービス・製品を熟知しているのは大きな強みです。反面、自分たちにとって当たり前だからこそ、外部の人にわかりやすく伝えるのが難しいんです。

この記事をお読みの皆さんの中には、内製する難しさを、すでに実感している人もいるかもしれませんね。

ではこれらを踏まえて、外注のメリット・デメリットを見ていきましょう。

SEOライティング外注のメリット(1)本来の業務に集中できる

ライティング業務を社内リソースでまかなおうとすると、かなりの時間を割かねばなりませんが、そこまで人的余裕のある企業ばかりではありませんよね。

あむ先生

即、成果の出る高品質なSEOライティングとなれば、執筆にかかる時間は相当なものです。プロのライターでさえ、数時間で書くのは至難の業。担当者がそれだけの時間、拘束されるとなると、執筆を担当しながら本来の業務も通常通りこなすのが難しいのは容易に想像できます
特に、知識がゼロのスタッフがライティングを担当するなら、執筆とは別に、勉強のための時間も確保しなければなりません。

内製するなら「SEOライティング専用のスタッフを新たに雇用する」くらいの気持ちで臨みたいところです。

人員増が難しいなら外注の利用がベターです。貴重な社内リソースは、本来の業務に振り向けましょう。

SEOライティング外注のメリット(2)効果が出やすい

プロの力を借りられるのは、外注の大きな魅力です。
現在のSEO対策は、一朝一夕に効果の出るものではありません。ある程度の本数の記事がWebサイトに積み上がるまでは、記事を書いて、公開して、反応を見ながら修正、という地道な作業が続きます。
特に、SEO対策に各社が注力する業界では、社内に詳しい人がいなければ、成果を出すまでに高いハードルがあります。

あむ先生

WordPressのように使いやすいCMSを導入すれば、記事の投稿は自分たちでもできるようになります。しかし、いつの間にか投稿の継続が目的になりがちです。実際、記事数は増えても、サイトからの集客やお申し込み増加は達成されず、肝心な目的が置いてきぼりになっているケースもよくあります。

SEOライティングをプロに外注すればこういった事態は避けられます。執筆代行だけではなく、記事公開後の成果測定・改善アドバイスを行うサービスを提供しているところもあります。確実な成果を狙うなら、強力な味方になってくれますね。

SEOライティング外注のメリット(3)社内のスタッフでは持てない視点を入れられる

第三者の視点・社外からの客観的な意見が入るメリットは、想像以上に大きいものです。

あむ先生

自分が身を置く業界の情報を「わかりきっている・よく知っている」からこそ、全く知らない人への説明が難しいのは、どんな企業・業界でも共通です。それに、自社で考える商品・サービスの魅力と、お客様から見たときの魅力がズレていることも。
良い意味での”素人目線”を提供してくれるのが、社外の人の存在です。客観的・多角的な意見を積極的に取り入れるつもりで、外注先とコミュニケーションできると良いですね。

また、商品・サービスのターゲット層に近いスタッフが社内にいない場合、ペルソナに近いライターさんに依頼できるのも外注の良さです。

あむ先生

例えば、古くから続く酒蔵が、酒粕の成分を使った基礎化粧品を新たに開発したとしましょう。ターゲットは30代の女性。自社のコラムで商品をアピールしていきたいが、社内のスタッフは8割が男性だったとします。

こういったケースでは、社内で記事を書くよりも
・30代の女性
・化粧品や肌ケアに興味がある
・新しいものが好き

こんなライターさんにコラム記事執筆を依頼すれば、内製するより短時間で、読者の心に届く記事ができあがりそうですよね。

続いてSEOライティングのデメリットを見てみましょう。

SEOライティング外注のデメリット(1)外注費用がかかる

外注すると、ライターさんや制作会社に支払う費用が発生します。自社で専門のスタッフを雇用するのに比べれば低価格かもしれませんが、依頼先によってはむしろ、高くつく場合もあります。コンサルまでセットの業者に依頼すると、想像以上に高額になるケースも珍しくありません。

あむ先生

ただし、費用対効果の視点も忘れてはいけません。
検索結果の上位に記事が表示されるには、数週間〜数ヶ月かかるのが一般的です。サイト全体の露出が増え、実際のお申し込み・お問い合わせの数として反映されるには、時には年単位で見ていく必要もあります。
外注費用に見合った効果が期待できるのか、将来的な数値の予測まで考慮のうえで判断するのがポイントです。

SEOライティング外注のデメリット(2)やり取りに時間がかかる

外注先に要望を伝えたり、すり合わせたりするのにかかる時間も見逃せません。自社の製品・サービスだけでなく、業界の一般常識や競合の情報も詳細に伝えなければ、成果の出る記事になりませんから、コミュニケーションには時間がかかることを覚悟しておきましょう。

あむ先生

依頼の初期は、打ち合わせにかける労力を惜しまず、できるだけ細やかな対応をおすすめします。
伝えた内容を社内できちんと共有し、記録に残してくれる外注先を選びましょう。長い付き合いになればコミュニケーションもスムーズになりますから、継続して長く依頼できる外注先を探したいですね。

SEOライティング外注のデメリット(3)情報漏洩のリスク

SEOライティングで成果を出すには、情報のオリジナリティ(独自性)がこれまで以上に重要になっています。自社にしかできないこと、自社の強みに触れた記事を書く必要があります。外注するなら、自社の内情を社外の人に対して、詳細に明かさなければなりません。

あむ先生

データ悪用の可能性がありますし、悪意はなくとも、外注先のPCがウイルス感染に感染してしまい情報漏洩のリスクも考えられるでしょう。

秘密保持契約をしっかり交わす、セキュリティ対策を確認してもらうなどして、万が一に備えておく必要があります。

記事制作を外注するメリット・デメリットを改めて整理してみました。双方を天秤にかけて、外注を利用するか決めていきましょう。

AMUのコラムでは「SEOライティングについてこれが知りたい」「これってどうなの?」そんな疑問・ツッコミに答えていきたいと思っています。直球な質問・素朴な疑問、ぜひお気軽に、お問い合わせフォームからお送りください。

企画・編集:井上朱美
アドバイザー:鹿倉安澄

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この記事を書いた人

株式会社AMU代表取締役副社長。
大阪大学文学部を卒業後、言語聴覚士として大学病院や補聴器販売店でリハビリ業務・接客を経験。2017年、コンテンツ制作の道へ。Web制作会社でライター兼ディレクター職として企画・取材・執筆・編集を行う。コロナ渦の中国駐在を経て帰国、AMUに参画。

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